Sunday 15 June 2014

私の出産記

私の出産記。

産気づいたのは1週間前6月8日から9日にかけての深夜でした。

その前日から規則的にお腹の痛みがありもうそろそろ、と言う感じがしていましたので、8日は夕食をしっかり食べ、病院に持って行く物などの最終チェックを行い、早めにベッドに入りました。
夜中の12時を過ぎた辺りから10分から15分間隔での陣痛が始まり、息子からの準備が出来たサインを感じ取りました。

最初は落ち着いて陣痛が来るたびにヨガで習った腰の動かし方などで痛みを逃していたのですが、3時頃から痛みがすごい事に!
慌てて病院に電話するもまだ陣痛の間隔が5分から7分だったので間隔が2、3分になるまでもう少し待ってから連絡する様にと指示が。(イギリスでは出産費用もすべて無料のため、ギリギリまでお家で待機が普通です)

陣痛の時はすごく痛くてたまらないけど、終わるとどうにか普通になったのでそのまま待ってみたけど朝の5時を過ぎた辺りから陣痛のタイミングはそのままだけど1分以上痛みが続き、その痛みも半端無くなって来た。
直感で息子が出てくる、と思ったので旦那さんに病院へ電話する様にお願いしたけど、『間隔が変わってないからまだだよ、もう少し待ってみよう』と言われ待てるだけ待ってみるものの頭が出てきそうな勢いの痛みになったので旦那さんに嘘をついてでも良いから病院に電話して受け入れ体制を作ってもらって!とお願い。
私のあまりの変化に彼もビックリしてすぐに病院に電話をしてもらった所、ミッドワイフと話しをしながら震えている彼。
私はもう正気じゃないけど聞こえるのは『まだ頭は出ていません』とかなんか緊急な感じ。

わー、やっぱり待ち過ぎた!と言う事ですぐに救急車を手配してもらい10分くらい待って救急車到着。

そのまま私だけ救急車に乗り込み、旦那は車で後からついて来る事に。

ここでのおもしろエピソードは救急車の方が先に出発しサイレンも鳴らしていたのに、近道をしっていた旦那の方が先に病院についていた事。
救急車の中で既に笑気ガスを吸って痛みを和らげる様にしていたけど、病院に着いた時救急隊員が『あら、先に旦那さんが着いてる』って言った時にはちょっと笑ってしまった。。。

7時半に病院について、緊急分娩室へ移され、その場のナースに子宮口を診てもらったらまだ5センチしか開いてないからミッドワイフを呼んでくるね、と5分くらい旦那さんと二人で待たされ、ガスを吸いながら待っていた所へミッドワイフが現れ診てもらったら、なんと既に頭が見えていると言う事で慌てて出産準備。

いきなり色んな人が出入りして『はい押してー、もっともっと頑張ってー』と勢いづけられて、何が何だか分からないままプッシュ、プッシュ、プッシュで8時57分に息子が産まれました。

彼の大きな大きな泣き声が聞こえ、それと同時に隣でずっと手をにぎってくれていた旦那さんも大泣きしてる。

『あー、産まれたんだー。。。』とほっとした所私の前に現れたのがこのお方



私の想像していた出産では赤ちゃんを渡された瞬間に感動の嵐が起こるとばかり思っていたけど、ガスのせいでちょっと頭がぼーっとしてたのと出産で体力使い過ぎていたからか、この子を渡された時、『産まれて良かった』と言う安堵感はあった物の顔を見た瞬間『え?ちょっとゴリラみたい。。。』と最初の数十分は感動よりもそっちの気になって仕方なかった。
やっぱり今見ても産まれたての息子の顔は面白い。

妊娠してから41週間、この瞬間を待ちこがれていて出産の為にマタニティーヨガで色んなテクニックを学び、私の出産プランは水中出産を予定、痛み止めは使わない方法で、と思っていましたが、結局は痛すぎてガスを使用し(イギリスではこれは95%くらいの人が使ってます)産む時の体制を考える暇もなく超慌てふためいた出産となりました。

陣痛が夜の12時頃に始まり、病院に7時半についてから1時間半で産まれて来たのでミッドワイフやナース達には安産で良かったねーと言われましたが、救急車のドタバタ劇や慌てふためいた事を考えると安産だったのかどうかはちょっと分かりません。

今もまだ体調が戻っていないので体のあちこちが痛むし、出産自体今までで経験した中で1番大変だったけど、1番幸せな出来事でした。



息子が産まれて6日。

私たち3人とも分からない事だらけで毎日手探りで育児をしていて大変な事もあるけど、毎朝旦那さんと息子が二人並んでsnoozeしているのを見ると大変な事すべて忘れちゃいます。

さてそろそろ息子を起こした方が良さそうな時間。
今日はどんなアドベンチャーが待っているのか楽しみです!





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