Satsuki is a New York based film director who has made some short films based in Japan.
Her latest one "Littele Kyota Neon Hood" was shown at the San Paulo international film festival.
At the festival, it was voted in the top 10 of short films.
It will be showing in Tokyo on 16th of Sep at asakusa comedy film festival.
大好きなお友達で憧れの人でもある大川さつきさんが作ったショートフィルムが９月１６日のしたまちコメディーフェスティバルのいとうせいこう特別枠に選ばれ上映される事が決まったので、今日はその紹介をさせてください。
さつきさんに出会ったのは２００４年のフジロック。
当時私は東京に住んでいてフジロック初参加だったのですが、ベルセバ達とホスピタリティーで遊んでいたら、その奥でフランツフェルディナンドのインタビューをしている人が。
それがさつきさんでした。
ベルセバのメンバーから彼女はグラスゴー在住の音楽ライターでみんな仲良しなんだよと聞かされ、グラスゴーに憧れのあった私から話しかけてお友達になりました。
その後私がグラスゴーに引っ越しをし、彼女のお家の近所にフラットを借りた事もあり、お家にお邪魔させてもらったり、ライブにたくさん連れて行ってもらったり、グラスゴーで色んな人を紹介してもらったり、とてもお世話になった人。
日本大学芸術学部映画学科で元々映画を勉強していた彼女。
日大卒業後グラスゴーに移り、映画も撮りつつ、ライターとして海外のバンドのインタビューなどたくさんしていました。
でももう１度映画を本格的に勉強したいと言う事でニューヨークのコロンビア大学への進学を決め、ニューヨークに引っ越して行ったのです。（彼女のお別れ会では大泣き、そして泥酔してしまた私。。。）
彼女はそこで思いっきり映画を学び、卒業制作として作った映画Tidy Upが世界各地のフィルムフェスティバルで上映され、なんと今年２月にはグラスゴーのフィルムフェスティバルでもノミネートされ、ショートフィルムTidy Upと共にグラスゴーに一時帰国をしたのです！！
映画を勉強してくるよ！と言って、ちゃんと自分の作品を引き下げて戻って来た彼女。とても誇らしい。
ここからTidy Upのトレイラーが見れます。
この映画今は上映していないのですが、新作の京太の放課後が、９月１６日のしたまちコメディーフェスティバルでいとうせいこうの特別推薦枠を得て上映される事が決まりました！！
いとうせいこうが大好きなので、彼が特別にこの映画を選んでくれたなんて素晴らしい！
群馬県桐生市を舞台にしたハートフルコメデで、震災の事をベースにした作品。
少しだけ重い題材をさつきさんのセンスでのコメディかつハートフルなタッチで映像化。
防災頭巾をかぶったちょっぴり変わった主役の京太とスコットランドから来た英語の先生とのコミカルなやりとりをメインに、京太が抱えている問題についてのストーリーが展開。
お世辞抜きでこの映画今年みた映画の中で一番良かった。
イギリスでも震災のドキュメントはたくさん放映されていたし、本当の姿を伝える事はとても大事。
彼女も被災地をたくさん周りボランティア活動もしていました。
やり過ぎ感を外し、少し違う角度からアプローチしたこの作品は彼女らしく、震災から１年半経った今、もう１度何か大切な事を考えさせてくれるとても良い映画でした。
一人でも多くの人に見てもらいたいと思います。
チケットはここから購入できます。
さつきさんの旦那さんはスコットランドの方なので、この夏１ヶ月ほど夏休みも兼ねてスコットランドに来ていました。
今回もいっぱい飲んで、ガールズトークみっちりさせてもらい刺激もたくさんもらいました。
イギリスで少しゆっくりした彼女は『じゃあサンパウロの映画祭に呼ばれているので行ってきます！』とスコットランドを後にしました。
９月１６日のしたまちコメディーフェスティバルの後は日本に残り、Jリーグを題材にした作品を撮るようです。
これからの活躍が楽しみなさつきさんの作品９月１６日にお時間がある方は是非見に行ってみてくださいね。
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