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Tuesday, 1 April 2014

イギリスでの羊水検査


今日はちょっと真面目なお話羊水検査について書きたいと思います
この検査に関しては色んな考え方の人がいると思うので反対の方はこれ以上読まない方が良いと思います。

イギリスで妊娠した場合、産婦人科に直接行くのではなくまずはGPと呼ばれるかかりつけのホームドクターの所へ行きます。
そこでもう1度検査薬で確かめ妊娠していると判断された場合まずは嬉しいかどうかを聞かれ嬉しいと答えればお祝いの言葉とそこから出産までについての経緯を教えてくれ、その場でダウン症について可能性について知りたいですか?という事も聞かれます。
まだ妊娠6週目の段階で舞い上がっていた為あまり何も考えないままその質問にはYesと答えました。

ちゃんとしたクリニックでミッドワイフに初めて会うのは8週目から9週目辺り。血液検査と軽いトークのみ。
12週目に初めてのエコー検査があり、ダウン症についての可能性を知りたい、と答えた人にはここで赤ちゃんの首の後ろの厚みを調べて可能性が何パーセントほどかと言う事を教えてくれます。

初エコーの日は旦那さんと一緒に病院へ行きドキドキしながらモニターを確認。心音がドクドクと聞こえて小さい小さい赤ちゃんと対面!
ミッドワイフが色々と調べながらちょっと首をかしげていて少し心配になりましたが、その理由は赤ちゃんがワイルドすぎて首の後ろの厚みを全く見せてくれないとの事。
その検査がどれだけ重要な物か分かっていなかった私は、先生にワイルドだって言われる位元気出よかった、と安心したほど。だけどこれが最初のダウン症確認の検査なのでした。

もう1度ちゃんと確かめたいので来週もう1度大きなホスピタルの方でエコーです、と言われ仕事を休んで一人で向かいました。
この日も言われた通りお水をたくさん飲んで軽く歩いてから検診にのぞみましたが結果はまたもや赤ちゃんが動いていて全然首の後ろを見せてくれないとの事。

これ以上エコー検査をする事は出来ないので次の週(14週目)に血液検査をしましょう、と言う事でした。
これがいわゆるクアトロテストです。

血液検査をし、その後私宛に来た手紙には『先日の血液検査の結果が出ました、ここから先の検査について詳しくお話ししたいので2日後に病院の方へ来てください、そこで話し合いましょう』と言う物。

これを見た瞬間赤ちゃんはダウン症の確率がハイリスクだったんだ、と認識しその場で泣き崩れてしまいました。

2日後ミッドワイフに会い告げられたのは血液検査と私の年齢から割り出したダウン症の確率、1/148と言う事でした。
イギリスでは1/150からハイリスクとされその場でダウン症だった場合きっちり育てられますか?と言う事も聞かれ、その場で羊水検査をするかどうか決めなければ行けません。
手紙をもらってからの2日間ネットで調べ、羊水検査とはお腹に20センチほどのとても細い針をさして羊水を抜き取り染色体の異常を検査するもの。
簡単な手術ですがその際3%ほどの確率で赤ちゃんを流産してしまうと言う事実を知りました。

自分達の勝手な理由で先延ばしにしていた赤ちゃん計画。
お家も引っ越して心も経済的にもやっと準備が出来たかな?と言う頃にやって来てくれた赤ちゃん。
3%の確率でも流産してしまったらどうしよう?ダウン症だったからと言って中絶に踏み切るのか?など考えました。
私たち夫婦の年齢から言って子供の面倒をきっちり見て上げられるのにも限りがあり、私たちに何かあった場合誰がその子の面倒を見てくれるのかとか、自分できっちり育てて行けるのか正直自信はありませんでした。
ダウン症だった場合どうするのか?と言う答えは出なかったけど、そこからの妊婦生活を不安なまま続けて行く事は出来ないと思い羊水検査を受ける事を決めました。

数日後に予約を入れてもらいましたが、内心これで流産してしまったら次に妊娠が出来るのか?など当日まで不安でたまりませんでした。

検査当日は旦那さんと一緒に病院へ。
初めて会うドクター(イギリスで出産の場合何か異常があったり40歳以上などのハイリスク出産でない限りドクターと会う事はありません)とナースと私と旦那さんの4人でお部屋に入りエコーをしながら赤ちゃんの状態を見ます。
いつも元気すぎますね!と言われていたのでこの日だけは数分だけは傷つかない様に赤ちゃんがじっとしてくれている事を願い、ゆっくりと深呼吸する事を心がけました。
ドクターが麻酔無しで20センチの針をゆっくりと子宮に差し込み、そこから羊水を抜いて行く。
私は怖くてモニターも針も見る事が出来なかったけど、ドクターの腕が良かったのかチクリと針を刺す感じがしたものの痛みと言うほどではなく数分で終了。

流産や破水が起こる場合は検査後2日以内が多いと言う事でこの間は絶対安静と言われトイレ以外はベッドで過ごし、なるべくお腹に力を入れない様に気をつけました。

3日後に結果が分かるので指定された時間に病院に電話する様に言われていたのでドキドキしながら電話をかけて結果を聞いた所染色体による異常は全く見られなかったとの事。
この答えを聞いた時は安心して体全体の力が抜けて行きました。

病院からハイリスクと言う手紙をもらってから不安で不安でたまらず、この赤ちゃんが健康で産まれて来てくれるのであれば自分が出来る事は何でもするし、どんな痛みにも耐えます!と神を信じている訳でもないのに何かにお願いしていた毎日は今までの人生の中で最も辛かった。

私は羊水検査などをした事で、自分の母を含め世の中すべての母親と言うのは不安や大変な思いを乗り越えながら子供を世の中に送り出してくれているんだな、と言う事が分かり、母への感謝の気持ちも一層深まりました。

羊水検査に対しては反対派の人もたくさんいて、『命を馬鹿にしている、母親としての責任が無い、無責任だ!』などと言う意見もたくさん目にしました。
もちろんダウン症だからといって安易に中絶を考える事は良くない事だし、そこでの流産の危険性に触れさせるのは良くない事。
だけど、産まれて来た後の赤ちゃんの生活や自分がもしかしたら育児ノイローゼになって赤ちゃんをきっちり育てられないかもしれない、など赤ちゃんが産まれて来てからの命の事を考えているからこそ羊水検査を受けるか悩んでいると言う事も分かってもらえたらと思います。

私の場合毎週月曜日が赤ちゃんの1週ずつ大きくなる日なのですが、こういう経緯もあったから月曜日毎に新しいお花を買って赤ちゃんの成長を祝っています。(これは旦那さんにも内緒にしていてちょっとした願掛けの様な物です)
先週は白いチューリップでした。

お花を替えるたびに、大変な事もあるけど穏やかに毎週月曜日を迎え赤ちゃんの成長を感じられる事に感謝しなくちゃ行けないと思います。
これから大きなイベント出産があるし、産まれてからも大変だと思う。
子供が聞かん坊になってイラー!っとする事だって山ほどあると思うけどこの気持ちを忘れない様にしていたいな、と思います。私はこの歳になってもあまりにも自分の体や妊婦の事に関して無知でしたがいつか赤ちゃんを、と思っている方は早いうちから色々な可能性などを調べておくと良いかもしれないですね。

これはまだバースプランを考えていない私の為にアスミンが送って来てくれた本。
全部読み切ってないのだけど最初の方に子宮の事に関して詳しく書かれています。
あまりにも自分がケアしていなかったのでこういう事若いうちにしっかり知っておけば良かったな、と少し後悔しています。
もしこのブログを読んでくださっている方で妊娠されている方、またはこれから希望される方などは早い段階でこの本を読んでおく事をおすすめします。

それではまた!





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